2020.07.28
江戸中期、春日(上越市)、椎谷(柏崎市)と並んで
栃尾(旧栃尾市)では越後の三大馬市で町は賑わっていたようです。
その頃は栃尾の大町通りは、米屋がずらーりと並んで
料理屋に置き屋とまるで時代劇に出てくるようでした。
そしてその当時から雁木はありました。
雁木は個人の家々の土地です。
私たちはその個人の雁木を
雨に打たれることもなく、風に吹かれることもななく、
しんしんと降り積もる雪から守ってもらい
学校に、買い物に出かけることができたのです。
今では雁木を歩く人も少なくなりましたがちょっとぶらりはいかがでしょうか?
豪快にわらじほどのあぶらげをわしずかみに食べる馬喰たちの姿が
雁木通りから見えてくるかもしれません。