2018.02.05
今年の裸押し合いは2月10日です。
1570年代、戦国の武将、上杉謙信公が崇め奉った毘沙門天を栃堀巣守神社に祀り、戦勝祈願、
五穀豊穣を願ったのが始まりと伝えられています。
南魚沼市浦佐の裸押合大祭と双子の関係で、御本尊の御神木は、同じ椿の木で作られていて、
栃堀は根元の部分を、浦佐は木の上の部分を使ったと云えられています。
下帯(したおび)一本にワラジ履きの男衆が、20㎏の大ローソクを先頭に本堂になだれ込み、
「サンヨ!(撒与)、サンヨ!」「押ッセ!、押ッセ!押ッセヤイ!」の掛け声とともに、
ほてった体をぶつけ合います。その押し合いの最中に270枚の福札が天窓から撒かれ
それを奪い合う勇壮な祭りです。また、境内にある湧き水に体ごと飛び込む姿は、祭りをいっそう盛り立てます。